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※この動画はNHK連続テレビ小説『ばけばけ』第16話のネタバレを含みます。
織物工場の閉鎖、突然の失業――
暮らしの糧を失った松野家に、容赦ない借金取り・森山が現れます。
「娘を遊郭に売るしかないのう」
そんな言葉に、トキは震え、家族は凍りつきました。
激昂した銀二郎は「おトキさんに手ぇ出すな!」と森山に怒声を浴びせ、身を挺してトキを守ります。
しかし、銀二郎が選んだ道は、家族にも言えない過酷なものでした。
夜な夜な遊郭で客引きをし、家計を支えようとしていた彼の姿を、偶然見かけた勘右衛門と司之介。
「松野家の者が…恥を知れ!」
勘右衛門の言葉に、銀二郎は悔しさを押し殺しながらも、自らの信念を語ります。
「家族が飢えとるんです」
それでも――
誰にも理解されず、深く傷ついた銀二郎は翌朝、家を去りました。
残されたのは、トキへの詫びの言葉と、一通の手紙だけ。
「銀二郎さん…」
答えられなかった自分の言葉。守りたかった気持ち。
胸に押し寄せる後悔に、トキは涙を流します。
そんな中、勘右衛門が立ち上がります。
「跡継ぎを連れ戻してまいれ」
家宝の鎧と刀を売って金を作り、トキに託します。
こうして、トキは旅に出ます。
一人、東京の銀二郎を探す長い道のり。
汽笛が鳴り、霧に霞む松江の町が遠ざかっていきます。
――「銀二郎さん、待っていてください」
おトキは、無事銀二郎に逢えるのか…!?
銀二郎が一体誰のために、誰のせいで馬車馬のように朝から晩まで働き、やりたくもない客引きまでしていると、この爺さんたちは考えが及ばないのか…。
人としての思いやりが皆無だし無礼だし下品だし親父が牛乳盗んでも家族は白ひげつけて笑ってるし、死ぬほどつまらない台詞言い合いのコントは白けるし、何より爺さんは働いてないよね?
銀二郎さんだから出奔ぐらいで済んで良かったよ、普通の婿ならここまでコケにされたら、義祖父も義父もボコボコに殴って、自分が稼いだお金には到底足りないだろうけど、家の有り金盗んでから逃走してる。義祖父たちの所業を見て見ぬふりしてた義母と嫁も恨みに思うだけ。